月別: 2018年4月

翻訳と分野

港区の翻訳コーディネーターです。今回は翻訳の分野に関する話をちょっとしていこうかなと思います。

翻訳業界にあまり馴染みのない方だと、「英語ができればどんな翻訳もできるんでしょ?」という認識を持たれている方がたまにいるのですが、そんなことはありません!

翻訳会社(翻訳者)には得意分野を持っている人が多く、依頼をするときもその原稿の分野を得意としている翻訳会社(翻訳者)に依頼するのがベターです。例えばITやローカライズ系の翻訳を得意としている翻訳者に医療翻訳を依頼しても、なかなか期待通りの成果物は納品されないかもしれません。

それは、どの分野にも専門用語や独特の言い回し、特定の単語に対して広く使われている訳語などがあり、質の高い翻訳を行うには単純な英語力以上の知識が要求されるからです。

もちろんプロとして活躍している翻訳者は常に勉強を欠かしませんし、新しい分野でも一旦仕事として受けたら必死に学習してレベルの高い訳出をしますが、既にその分野で活躍していて実績もある翻訳者の方が安心はできますよね。

翻訳の分野は特許、医薬、IT、金融、技術、工業、法律など枚挙にいとまがありませんし、映像翻訳や文芸翻訳なども有名です。鉄道関係に強い翻訳者さんというのも私は聞いたことがあります。

得意分野は一朝一夕で身に付けられるものではありませんので、依頼する側は依頼する分野を特にしている翻訳者を使うと安定した品質の成果物が納品されますし、翻訳者を目指す人は自分のバックグラウンドを鑑みて得意分野を見つけていけると良いですね。

もちろん、私たちコーディネーターも両者を適切につなげて満足いただけるように頑張ります。